人は必ず誰もが悲しいこと、辛いこと、苦しいこと、悔しいことなど、多かれ少なかれ経験するものです。それが人生のエッセンスとして苦労話になったり、目標設定になったり、原動力になったりもしますね。

しかし、昨今の天変地異や、天災・災害、事件や事故のように、やり場のない思いにさいなまれ、思い悩むこともあると思います。日常の些細な出来事を引きずったり、自己嫌悪になったり、イライラしてしまったり。怒りはもちろん、不安や心配、漠然とした焦燥感、恐怖感。数え上げたらきりがないほどに、マイナスの感情に日々さらされているものです。

そんな時、病院にいって薬をもらうのはとても意味があり、時には必要なことですが、それらと並行して、あるいは薬を飲む前に、薬が必要なくなったときに…『対話（セッション）』による心理療法もとても有効です。

当サロンのメンタルヘルスセッションは、呪術的なもの、催眠療法、占星術を混ぜた占いなどとは違います。また『傾聴と同意』に特化したセラピストがひたすら話を聞いてさしあげる、などの要素はありません。

あくまでも『会話』、『対話』をする中で、とがってしまった精神の先を丸めたり、へこんでしまった心を引き上げたり、ぽっかり空いた気持ちの空洞を少しずつ埋めていく時間を重ねていきます。

頭ではわかってはいるけど気持ちがついていかない、感情が支配してなにもかも手につかないとよく言いますが、感情と脳はまったく別のものではありませんね。

感情や本能、記憶をつかさどる海馬という脳の領域に直接的に作用する『嗅覚』へのアプローチにアロマテラピーは大変有効です。アロマを選択して芳香浴を行いながら、少しずつ対話を進めていきます。気持ちのコントロールができ、感情のバランスが良くなると、周りの景色すら変わっていきます。

一人で思い悩まず、気軽な気持ちから心のケアをしていきましょう。自分を大切にする人は、他人との人間関係も、人生の価値をも大切にできるものですね。

※自閉症の方、重度の鬱症状の方、知的障害・発達障害をお持ちの方は、他のセッションをおすすめする場合がございます。ご家族の付添いや、親御さんの同伴がほとんどとなりますが、あらかじめご了承ください

※職場、施設などにおけるストレスマネジメント、集団でのメンタルヘルスケア、講習会なども随時承っております。お気軽にご相談ください。（時間、料金、出張など応相談）。